JaSST'21 Hokkaido でLTをしました

こちらは「Qiita Advent Calendar 2021」の「ソフトウェアテスト Advent Calendar 2021」16日目の記事です。

2021/07/09に開催されたJaSST'21 Hokkaidoにて「チームの会話から始める機能開発」というタイトルでLTをしました。

https://speakerdeck.com/hitomi___kt/conversation-of-the-team

今回はLTをした理由、準備の経緯、LT後の感想をシェアします。

LTをした理由

JaSSTで発表できるチャンスだ!やってみたい!と思ったから

2019年にQAエンジニアとして今の会社に入社し、2020年からJaSSTに参加していました。 いつか私も登壇してみたいな〜と思いつつもハードルを感じていたところ、JaSST'21 HokkaidoのLT募集を見つけました。 まだJaSST nanoが開催されていない時期だったので、JaSSTでLTできる機会はなかなかないだろうと考え、勇気を出して申し込みました。

自分たちの活動に対して社外からフィードバックがほしかったから

他の会社から転職してきた同僚から、自分たちの活動に対して「すごい活動だと思う」「どんな目的でこの活動をしているの?」と感想や質問をもらうことがあり、これまでの活動を改めて考えるいい機会になると感じていました。もっと社外からフィードバックを得たかったので、この機会に自分たちの活動を紹介しようと考えました。

ソフトウェアテストコミュニティに貢献したいと思ったから

私は異業種からソフトウェア開発の業界に転職しました。前にいた業界でも技術者でしたが、他社の人と気軽に知見を交換するような機会はほとんどありませんでした。 ソフトウェアテストのコミュニティではJaSSTを始めたくさんの勉強会があり、そこから多くの刺激や学びを得てきました。私もこの素晴らしい文化を盛り上げたかったので、LTによってJaSSTに少しでも貢献できればと考えました。

準備

元JaSST実行委員に相談し、壁打ち相手になってもらった

「自分のチームの活動を紹介する」ことしか決めずに応募したので、具体的な内容をどうするか迷いました。 そこで JaSST Tohoku の元実行委員である別チームの同僚に壁打ち相手になってもらいました。自分のチームの活動をざっと説明して、ネタになりそうな取り組みを一緒にピックアップしてもらいました。

ネタの洗い出しをした

ピックアップしたネタでどんなことが話せそうか、マインドマップ形式で思いつくままに一人で書き出しました。

チームメンバーにフィードバックしてもらった

同じチームのメンバーにマインドマップを見せ、直接フィードバックしてもらいました。 チームメンバーのコメントは自分が書いた内容と区別できるよう書き出し、わいわいと話しながらどのネタが良さそうか一緒に考えました。 話し合う中で、自分たちがなぜこの活動をしているのか、現状どんな活動ができているのか、今後どんな活動をしていきたいかなどもお互いに共有することができ、チームのふりかえりにもなりました。

フィードバックをもとに資料を作成し、チームメンバーにレビューしてもらった

フィードバックを元に資料を作成し、チームメンバーと JaSST Tohoku の元実行委員の同僚にレビューしてもらいました。 事前に直接話し合って認識をあわせていたため大幅な修正はなく、余裕を持って資料を提出することができました。

当日

いい反応がもらえて嬉しかった

とても緊張しましたが、DiscordやTwitterでポジティブな反応をいただけてとても嬉しかったです。 自分もJaSSTで話せるんだ、と自信になりました。 司会の方から「もっと長い時間で詳しく聞きたい」とコメントをいただいたので、いつか別の機会に詳しく話したいなと思っています。

LT登壇者有志の交流会に参加し、新しいつながりができた

JaSST終了後にLT登壇者の方からお声がけいただき、有志での交流会に参加しました。 WACATE2020冬に参加していた方とも再会することができました。 お互いの仕事内容やLT登壇に至るまでの経緯などを知ることができ、ソフトウェアテストコミュニティに新しいつながりができました。

LT後

JaSSTの内容共有も兼ねて、社内で共有会を開催しました。 LTへのフィードバックを紹介したところ「気づいていなかったけど、自分たちは良い取り組みができているのかも」「もっと聞きたいと言ってもらえたなんて嬉しい」とチームメンバーからもポジティブな感想をもらいました。 準備の経緯も共有したので、今後登壇するメンバーの参考になったらいいなと思っています。

ふりかえって

5分間のLTを準備するのに、合計して2週間ほどかかりました。 やはり社外発表は大変だなと実感しましたが、チームで活動をふりかえる時間、社外からのフィードバック、新しいつながり、自信など、得るものもたくさんありました。

JaSSTでLTする機会をいただけてよかったです。機会を設けてくださった実行委員の皆さま、誠にありがとうございました。 また今回の準備を通して発表ネタを貯めることができたので、機会を見つけて発表していきたいなと思っています。